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塗香の十徳

塗香は、身体に塗るお香です。
仏像や修行者の身体に塗って、穢れを除くためのものになります。また、邪気を寄せ付けないとも言われています。
修行に入る前、法要を執り行う前などに身体に塗っておられます。

密教では、六種の供物の一つとされ、華厳経では『塗香の十徳』と効果・効能が明記されています。
1.精気を増益す
2.身体を芳潔にする
3.身体の温涼を調節する
4.寿命を延ばす
5.顔色を引き立てる
6.精神を爽快にする
7.耳目を鋭くする
8.健康にする
9.媚態と愛嬌を増す
10.品位を高める

弊社では、7月より写経教室を行っており、
参加者の皆様には、写経前に塗香をお使いいただいております。
先日の写経教室では、伊豆国分寺ご住職より、虫よけにもなるというお話も伺えました。

弊社では松栄堂様の3種類の塗香を取り扱いさせていただいております。
口に入れても大丈夫な、数種類の香木を混ぜて粉末にしたものです。
塗香はお風呂にほんの少し入れていただくと、パワーを感じることができるかもしれません。
また、持ち歩いているだけでも邪気をよせつけないパワーを発揮してくれると言われています。

写経の前だけではなく、すこし体調がおかしいな、とか疲れているなと思ったら、塗香の力を借りてみてもいいかもしれません。
3種類の香りをお試しいただき、お気に入りのものを見つけてみてください。

次回写経教室は9/6(金) 7:00~
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/477193689784849/?ti=cl