4月8日は花祭り
2019.04.05
来週の月曜日4月8日は花祭りです。
花祭りとは、お釈迦様の誕生日を祝う仏教の行事です。
灌仏会などと呼ばれており、宗派を問わず仏教で共通して祝われています。
花祭りのはじまり~お釈迦様が生まれたのは~
約2500~2600年前にインド(現在はネパール南部)のカピラ城の主だった『浄飯王(じょうぼんのう)』と『摩耶(マヤ)夫人』の間にお生まれになりました。
ルンビニーの花園というところでお生まれになったそうです。
日本の花祭りのはじまり
日本で一番初めに花祭りが行われたのは、606年4月8日とされています。
明治時代から『花祭り』という言葉が使われることが多くなりました。
花祭りに何をするの?
お寺の境内には『花御堂(はなみどう)』と呼ばれる、花で飾った小さなお堂が作られ、その中にお釈迦様の誕生仏が安置されます。
誕生仏は、右手は天を指し、左手は地上を指した姿をしています。
その誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。
甘茶をかけるのは、お釈迦様がお生まれになったとき、香水でその身体を洗ったからだとか、九つの竜が現れて生まれたばかりのお釈迦様の体に清浄の甘い水を注いで産湯としたからだなど多数の説があります。
天上天下唯我独尊の意味
お釈迦様がお生まれになったとき、7歩歩いて右手で天を左手で地を指して、『天上天下唯我独尊』と話したという伝説があります。
現在、唯我独尊という言葉は、本来の意味とは異なった意味としてとらえらえれ、国語辞典にも「この世で自分ほど偉いものはいないとうぬぼれること」と解説されています。
しかし、本来お釈迦様がこうおっしゃった本当の意味は、
『自分に何かを付与し追加して尊しとするのではない。他と比べて自分のほうが尊いということでもない。天上天下にただ一人の、誰とも代わることのできない人間として、しかも何一つ加える必要もなく、このいのちのままに尊い』ということであります。
普段、心のどこかで、地位や名誉などで、自分を他と比べて立派だと思い込んでしまったり、逆に自身を卑下してしまったりします。
また、能力、学力、財産、健康、何一つとして付加することがないままで『私』の尊さを見出すことがしづらくなってしまっていることもあると思います。
花祭りをきっかけに、お釈迦様の教えを学び、自分を見つめるきっかけにしてもいいかもしれません。
オリジナル縁でぃんぐノートのご紹介
2019.04.03
弊社では、この度、特製のエンディングノートを企画製作いたしました。
あくまで、エンディング(終わり)ではなく、縁でぃんぐ(縁を繋げる)ノートとして、遺言書やエンディングノートを書くためだけではなく、『今を大切に』、思い出やこれから実現したい想いなどを書き、自由にアレンジできるものとなっています。
弊社オリジナル、『あなたオリジナル』の縁でぃんぐノートを作ってみませんか?
価格および販売時期については、また追ってご案内申し上げます。
弊社友の会、さとう倶楽部の会員様におきましては、会員様価格にてご案内させていただきますので、是非楽しみにお待ちくださいませ。
Sankei Biz様と朝日新聞デジタル様に取り上げていただきました。是非、こちらの記事もご覧ください。
Sankei Biz 様
http://www.sankeibiz.jp/…/ne…/190402/prl1904021102039-n1.htm
朝日新聞デジタル様
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_1352770/
新元号のこと
2019.04.02
4/1、昨日新元号が発表されましたね。
新元号は『令和』。明治はM、大正はT、昭和はS、平成はH、令和はRとなるそうです。
新元号の出典は、『万葉集』。
西暦730年(天平2年)に、太宰府に赴任した大伴旅人が正月13日に自宅で役人らを招いて、梅の花を題材にした歌会『梅花の宴』を開いたといいます。
そこで詠まれた32首の序文「初春の例月にして 気淑よく風和らぎ~」から『令和』が新元号に選ばれました。
昨日の安倍首相の会見において、『令和』には人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められていると語られました。
万葉集は、1200年余り前に偏された日本最古の歌集であり、天皇や皇族、貴族だけではなく、防人や農民まで幅広い階層の人が読んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書である とも語られました。
平成という時代、日本はたくさんの災害に見舞われました。多くの人が、今までにないご苦労をされたと思います。平和で穏やかで、個が活躍できる令和という時代が日本に訪れるように願っています。
弊社も、まずは地域の皆様の萬処でありたいとの願いを更にかなえていくべく、お困りの皆様に少しでもお力添えのできる企業であるように、皆様の人生をより良いものにできるように、今も新しい時代もご縁を紡いで、精進してまいりたいと思っております。
また、日本の『和』の文化や伝統を伝え続けていけるように頑張っていきます。