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土用の丑の日

今年は7月27日が土用の丑の日です。
年によっては、土用の丑の日が2回ある年もあるそうですが、今年は1回のみです。
土用の丑の日といえば、うなぎ。
先日、土用のお話を掲載させていただいた際に、平賀源内が土用の丑の日といえば、うなぎ!という習慣を作り上げるきっかけになったお話を書かせていただきました。

では、そのうなぎ。
いろいろな雑学があるようです。
土用の丑の日が近いので、それをご紹介したいと思います。

①関東ではうなぎを背開きにし、関西では腹開きにする。
 江戸中期、腹開きは『切腹』を連想させて、縁起が悪いとされ、うなぎは背開きするようになったそうです。商人の街、関西では腹を割って話せるようにと、腹開きにするそうです。
②うなぎの寿命は長い?
 もともと、うなぎは産卵すると命を落とすと言われていますが、養殖のうなぎは産卵しないように育てられているそうで、理屈から言うと死なない???となるようです。
養殖のうなぎで80年生きたという記録も残っているそうです。
③うなぎはほとんどオス?
 私たちがよく口にする養殖うなぎはほとんどオスだそうです。
うなぎは生まれた時には性別がなく、環境によって性別が変化するそうです。
ただ、詳細な生態はまだまだ謎だらけ。解明されていないようです。
過密な環境下で育つとオスになると言われていて、養殖場ではたくさんのうなぎが一気に育っているので、オスになるのだと言われています。

弊社のある三島はうなぎが有名な街です。
三島のうなぎは、富士山の伏流水に曝してから調理されます。
そのことによって、生臭さや泥臭さを消し、タンパク質を減らすことなく、余分な脂のみを燃焼させることができるのです。
美味しいうなぎを食べることのできる街、三島。
たくさんのお客様が近隣のうなぎやさんにいらっしゃって下さるのをよく拝見します。

せっかくの土用の丑の日、外食でなくても、家族が元気でいられるように、そろってうなぎを召し上がってみてはどうでしょうか?
ご家族皆様が、元気に暑い夏を越せますように。

土用の丑の日といえばうなぎ
富士山の伏流水が三島のうなぎの味の決め手です