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白露

9月8日は、白露です。
処暑から数えて15日目頃。この日から仲秋になります。
『陰気ようやく重なり、露凝って白し』ということから名づけられました。
秋が本格的に到来し、夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露がつくようになることを表しています。
薄(ススキ)の穂が見えるようになり、太陽が離れていくため、空が高くなるように感じます。
まだまだ、日中は暑い日が続きますが、朝夕は涼しさを感じるようになります。
【旬の味覚】
・秋刀魚
 秋の味覚の代表格。
 DHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)が豊富で、血栓ができるのを防 ぎ、脳などに必要な栄養素で、アルツハイマー予防などに効果があります。
 ビタミンDも多く含まれます。
・かぼちゃ
 BカロテンやビタミンEが多く含まれます。
 Bカロテンは免疫力を高め、ビタミンEは冷え性の改善にいいと言われており、秋の季節の変わり目にはぴったりの食材といえます。
・梨
 日本で栽培されている果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうです。日本書紀にも栽培の記述が残っていて、江戸時代には品種も増加したようです。
ソルビドールという糖アルコールの一種が含まれており、これが便を柔らかくするので、便秘予防にいいとされています。また、アスパラギン酸も含まれており、利尿作用に有効だと言われています。
夏から秋へ太陽も雲も、生き物も変化する時期となってきました。
体調も崩しやすくなります。旬のイキイキとした食材をいただき、元気にこの変化の時を乗り越えていきたいですね。

すすきと秋の空
秋の代表格 さんま

二百十日

9月1日は二百十日。
二百十日とは何でしょう?そして、いつから二百十日なのでしょうか?

二百十日は、立春から数えて210日目。
この時期は、稲が開花し、結実する時期ですが、台風が発生しやすく農作物に甚大な影響を与える時期でもあります。
この日を厄日・荒れ日といって警戒を促すようになったようです。
二百二十日も同様の理由で厄日とされ、旧暦8月1日の八朔、二百十日、二百二十日は農家の三大厄日とされています。
昔は今のように天気の予想ができず、台風の襲来にも備えることができませんでした。
この日を恐れて、風を鎮めるお祭=風祭りを行って収穫の無事を祈ったと言われています。

合わせて、現在では9月1日は防災の日。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されています。
犠牲者の慰霊とともに、災害に備えて避難訓練や身の回りの防災グッズを見直しを促す役割もあります。

二百十日は、農作物、農家さんにとっての厄日だけではなく、それ以外の自然災害ともむずびついているのではないかと思われます。
昔から、先祖が警戒してきた、二百十日、9月1日は、まずは家族で台風や災害に備え、家族みんなの安全のために、対策を考える日にしていくときかもしれません。
次回の日曜日が9月1日です。
この日に大きな災害が起こったり、台風で被害が出たりしませんように。

そして、九州や三島市内で、大雨・竜巻の被害にあわれた方が、なるべく早く元の日常に戻れますよう心よりお祈り申し上げます。

大風で倒された稲穂
夏の稲
台風の季節

8月29日は焼き肉の日

明後日、8月29日は焼き肉の日!
もちろん、日付は語呂合わせです。
制定したのは、全国焼肉協会という焼き肉店を運営する企業で構成された団体。
夏バテ気味の人に焼き肉を食べて、英気を養ってもらおうという目的だそうです。
7月20日前後の土用の丑の日と、7月23日のてんぷらの日とともに、食べ物の『夏バテ予防の三大記念日』とも言われているそうです。

夏バテは、発汗で代謝がよくなっているにも関わらず、食欲不振で身体のたんぱく質が不足、内臓の働きが鈍くなることで起こっているそうです。
良質のたんぱく質として、お肉は有効であり、『長寿食』とも言われています。

焼き肉の日には、イベントを行うお店もあるそうで、今週の木曜日29日には、夏バテ解消のために、焼き肉はいかがでしょうか?

暑い季節ももう少し。皆様が健康で、秋のいい季節を迎えられますように

焼き肉用
焼き肉BBQ

処暑

立秋から数えて15日目ごろ。今年は8月23日です。

処暑の意味は暑さが和らぐという意味。
萩の花が咲き、穀物が実り始める頃のことを言います。
まだまだ、、現在の日本では真夏日を観測することも多いですが朝晩の風に涼しさを感じることもあるでしょう。

また台風のシーズンでもあり、よく台風が来る日でもあります。

夏バテの季節でもあり、食中毒にもかかりやすくなります。
旬の食べ物に気を向け、パワーをもらいながら、健康に気を付けていきましょう。

【おすすめ食材】
・サンマ
・ナス
・スダチ
・ぶどう                  など

秋刀魚の塩焼き
お嫁さんにも食べてほしい秋ナス

終戦記念日

1945年8月15日正午、昭和天皇による玉音放送がラジオから流れ、そこからは国民及び陸海軍へ『ポツダム宣言の受諾』と『軍の降伏決定』が伝えられた。
前日8月14日の御前会議において、昭和天皇の聖断により、ポツダム宣言受諾が正式決定され、終戦の勅語が発せられ、連合軍へポツダム宣言の受諾は通告されていた。
その後、1982年4月13日の閣議決定にて、8月15日を『戦没者を追悼し平和を祈念する日』と決定された。毎年、この日には日本武道館で、全国戦没者追悼式が行われている。

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国際的には9月2日、日本がポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書に調印したこの日を終戦と定めていたり、1952年4月28日サンフランシスコ平和条約の発効により、国際法上連合国各国(ソ連等共産主義国を除く)と日本の戦争状態が終結した日を終戦とする、という考えもあるようです。

それでも今日本では8月15日は終戦記念日として周知され、その日、戦没者へ今の日本の幸せを作り上げてくれた祈りと感謝を捧げる日になっているのではないかと思います。だからこそ、私は8月15日を大切な1日として、考える日にしたらいいのだと思います。

各地でたくさんの祈りをささげる行事が行われ、正午にはサイレンがなります。
まずは正午のサイレンで黙とうをささげ、一つでも戦争の恐ろしさを知り、今の幸せを知ることのできる情報を得ていけたらと思います。
テレビでも、本でも、ラジオでも…今ここにある幸せに気づいていきたいと思います。

平和の象徴 鳩
折り鶴に祈りを込めて