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もうすぐ父の日

今年の父の日は6月16日。次の日曜日です。
父の日は毎年、6月の第3日曜日。
どうしてこの日になったのか?父の日が設けられた由来は何なのか?

世界各国で父の日があり、その日付や由来は様々です。
日本の父の日は、アメリカの父の日に由来しており、アメリカでの一つの出来事が父の日制定につながりました。

アメリカの父の日制定を願い、行動したのはジョン・ブルース・ドット婦人という方です。
彼女の父親は軍人で、南北戦争の戦地へ招集されました。
その間、彼女の母親は女手一つで6人の子供を働きながら育てていました。
1865年、南北戦争が終結し、父親が戻ってくると、母親は過労でなくなってしまったそうです。
母親が亡くなった後、父親は男で一つで6人の子供を育て上げ、子どもたち6人が成人した後、亡くなりました。
その6人兄弟の末っ子だったのが、ジョン・ブルース・ドット婦人。
自分の父親への感謝のしるしとして、その当時すでにあった母の日と同様、父親に感謝する日を作ろうと提唱し、1909年牧師協会に懇願しました。

翌年、1910年6月10日、父の日の最初の祝典が開催され、1916年には、アメリカ合衆国第28代大統領、ウッドロー・ウィルソンが演説を行い、『父の日』が広く知れ渡ることになったそうです。

1966年第36代大統領リンドン・ジョンソンが6月の第3日曜日を父の日に定め、1972年には国の記念日として制定されました。

ちなみに、なぜ6月かというと、ジョン・ブルース・ドット婦人の父親の誕生日が6月だったからだそうです。

【父の日の贈り物】
母の日の贈り物といえば、カーネーション。
母親が健在なら赤のカーネーション、亡くなっている場合は白のカーネーションが一般的ですが…父の日は?
父の日はバラを贈るといいようです。
ジョン・ブルース・ドット婦人が父の日に父親の墓前に白いバラを供えたことが由来しているようです。
父親が健在なら赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラと母の日のカーネーションと同じ色分けがされていたりしますが、特に決まりはなく、日本では黄色いバラを贈る人が多いそうです。
 黄色は、イギリスにおいて『身を護るための色』とされ、アメリカに伝わってからは『愛する人の戦場での無事と帰還を願う黄色いリボン』となりました。
そのため、黄色は『命に関わる大切な色』・『愛と信頼と尊敬を表す色』として、世界各国へ広まっていきました。
日本でも、1981年に設立された『日本ファーザーズ・ディ委員会』が開催している『父の日黄色いリボンキャンペーン』のイメージカラーが黄色で、毎年『ベスト・ファーザーイエローリボン賞』が選ばれており、日本の父の日のイメージカラーは黄色となっています。

日ごろの感謝の気持ちを込めて、是非今週末はお父さんと一緒に過ごす時間を作ってみてはどうでしょうか?
最近、弊社にもお香を愛する男性の方がかなりお買い物におみえになります。
お父さんに癒しのひと時をプレゼントできるお香をプレゼントにしてはいかがでしょうか?お好みの香りを是非、探しに来てみてください。

いつも言えないお礼を…
黄色のバラは定番です